このレビューはネタバレを含みます
身分違いの恋
お互いが愛しあっても
不幸になるのが
分かっているから
障害があまりにも
大きいから
それに女にだって
意地があるから
悲しくたって
別れます
男にも
そんな女の気持ちが
分かるから
精一杯の愛を示します
現代の日本には
もはや存在しない
身分違いの恋
好きになったら
誰とだって自由に
一緒になれる
悲しい涙を流すこともない
それが果たして幸せなのか
ない物ねだりなんだけど
こんな恋もしてみたい
一途に恋して
綺麗なまんまの思い出を
大切にしまう生き方も
ある意味羨ましい
ラトナの最後の一言を
哀しくも美しい一言を
男も決して
忘れることはないだろう
原題は「Sir」旦那様
