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こんなに現実に沿ったインド映画は初めてで、大好きなインドの人々の私生活をドキュメンタリーで見ているかのような時間を過ごせる作品
なんかのきっかけで大学1年のときからインドが好きになり始めて、マレーシアのインド人街でド派手なインドアクセサリーを爆買いしてお店のおばちゃんとも仲良くなったりなわたしにとってこの映画で見れた彼らの至って日常的な普段着やら市場の布やらがとっても輝かしく尊いものに見えた。インドの美的センス最高
初めのほうはあぁインド可愛いな行きたいなっていうノリで見れたけど、次第に主人公ラトナに感情移入してゆく
階級制度や女性の扱いが厳しく、言ってしまえば酷いインドで、若くして未亡人というステータスを与えられてしまったラトナ
やはりインドのそういった風習は絶対なもので、いくら旦那様に言い寄られてもキッパリと「無理です」と現実を直視するラトナが凄く偉くて、あんたは偉いよって言ってハグしたかった。無理なもんは無理って思慮分別したほうが絶対人生楽だし、何かを諦めることが時には1番正しい選択肢なんです。うちらディズニーの世界に生きてないんで！
それに、無理だと思って一度諦めたことが実は後から実現したり、もっと良いことが起こったりすることだっていくらでもある。無理だと思うんなら無理しなくていいんです。諦めることが辛くても長い目で見れば割とヨユーに乗り越えられたりするんです。
