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あなたの名前を呼べたならのsadieのレビュー・感想・評価

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)
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不思議なことに、アトナが生きる世界はとてもカラフルである。着ている服も市場で売られている絹や野菜も色とりどりである。一方でアシュヴィンの世界は色が抜け、どこか無機質である。

両者の生活には圧倒的な貧富の格差が生じているが、あえて異なった色彩を取り入れることで、経済的価値だけでは計ることができないで世界の見方について考えさせられる作品でもあった。
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