名門大学に進学するために勉強ばっかりしてきたモリーとエミリーは大親友。
ところが遊んでばっかりに見えた同級生もちゃっかり名門大学に進学が決まっている！ 何それ、悔しい！
ということで、卒業式前夜にはじめてのパーティーに繰り出すドタバタコメディ。
オリヴィア・ワイルド初監督作品。
製作にウィル・フェレルとアダム・マッケイが名を連ねている… ということで、よくあるアメリカのおバカなコメディの女子高生版。
この作品が斬新なのは、モリーはちょいポチャの生徒会長、エミリーはカミングアウトしているレズビアン… ということで、普通のシモネタ満載コメディだと笑いのネタにされそうなところを、ネタとしては扱ってないところ。
同性愛は恋の一つの形だし、モリーが周りに煙たがられているのは容姿のせいではなくあくまでも性格と言動。
モリーの自己肯定感が何だかんだ言って高めなのも新鮮。
他にも校内で男女共同トイレが普通とか、今っぽさこれからっぽさが満載だった。
コメディなだけでなく、親友2人が選ぶ卒業後の道など、青春映画らしさもギッシリ。
モリー役のビーニー・フェルドスタイン、ジョナ・ヒルの妹なんだね。ソックリ！
『レディ・バード』で見たときは知らなかったから、そちらももう一回観てみようっと。
