カレス

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのカレスのレビュー・感想・評価

3.8
IMDb 7.1
字幕版
青春コメディ

勉強一筋の女子高生2人が青春を取り戻そうと不慣れなパーティーへ行くことに決めるが…

ケイトリン・デヴァーの出世作かな。ドラマの「アンビリーバブル たった1つの真実」も良かった。

2人でパーティーへ行って如何にハメを外すかという単純なストーリーだと思っていたが、そうではなかった。
「アメリカン・グラフィティ」女子高生版と言う感じか? 車も音楽もあまりないけど。

けっこう楽しく鑑賞した。いろんなキャラが出てくる。集団の中で妙に浮いてしまう経験が個人的にあるけど、この2人には安心した。反面2人のハイテンションが自然に見えなかった。これは演技のことではなく、演出の問題。
似顔絵に書いてあるのが誰なのか、すぐに分かった。これは上手かった。

始まってすぐ、教室でクラスメートがひと通り登場するが、ホープに見覚えがあったので(ネット配信だからできる)調べたらNetflixドラマの「スペースフォース」のスティーブ・カレルの娘役だった。それからインディアン風のテオはこれもNetflixドラマの「ストレンジャー・シングス」に同じ雰囲気で出てる。両者ともなかなかいい役である。(ネイティブ・アメリカンが正しいのかも知れないが、インディアンやエスキモーは自らのことをインディアン、エスキモーと呼ぶと聞くので)

【苦言】
映画でも小説でも、実際より大げさだったり派手だったりするのは常識なんだろうけど、思春期の未成年はセックスに関することを映画や小説から学ぶこともあるので節度が欲しい。常々感じるのは、それでは不衛生だと言うこと。あと避妊も大切

ちょっと色っぽいシーンがあって苦しゅうないけどね

やっぱり女性の方が共感できるところは多いんじゃないかな

「レディバード」見て復習したくなった
カレス

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