このレビューはネタバレを含みます
勉強に全てを賭けて高校生活を送り、賢くてイェール大学に進学する事が自慢になっていたモリーに、トイレで彼女の悪口を言っていたモリーから見れば"ただ遊び回っていた"人種がなんと同じ大学に行く…更に他はブラウン大、ジョージタウン大、ハーバード大、グーグルに就職など、皆名だたる名門大学や大企業へ就職すると言う。
ショックを受けたモリーは親友のエイミーを誘って卒業式前日、今まで見下してきたカースト上位の学生が集まるパーティーへ行こうと計画するが…ってお話。
コメディかぁ～～～……ってなって、最初の方で皆良い大学へ行くと知った時のショックでちょっと共感性羞恥のダメージを受けたものの、モリーとエイミーの仲の良さとテンポの良さで最後まで視聴しちゃった。
お互いを恥ずかしげもなく褒められる親友が居るって、めちゃくちゃ凄いことだと思う。良いなあ。
少し前に観た[ プリーズ・ライク・ミー ]ってドラマもここまでテンポ良くはないけど、緩い感じの日常作品で、それもまた あぁ好みじゃない感じなんだよなぁ～コメディ風～～とか思いながら観たら結局最後まで観ちゃった。
この作品も凄く良かった。ありえないような展開が起きたりなんだりなのに、青春の煌めきが眩しすぎてそんな事どうでも良くなっちゃう。
途中で切らなくて良かった、青春してるなぁ…！ってやつに弱いんだ…。
最後の卒業式の総代モリーが語る、
この時間は終わり、寂しいけど 楽しかったね
もう戻れないけど 良い時間だった
って台詞に全てが凝縮されている。
こんな青春を送った人も居るんだよな…って思うと白目剥きそうになるけど、それはまあ来世のわたしに期待して、分け与えられた青春の欠片でなんかちょっと元気な気持ちでハッピーになれて良かった。
2人共可愛かったなぁ～。
マジで頼むぞ来世のわたし…！
