高校生活を学業だけに捧げてきたガリ勉女子高生二人組。せめて最後だけでも青春を謳歌しようと卒業式前夜のパーティーに参加しようとするもなかなかうまくいかず…。
監督は女優のオリビアワイルド。主人公の二人組を演じるのはケイトリンデヴァーとビーニーフェルドスタイン(あのジョナヒルの妹!)
映画館で腹抱えて笑ったのは久しぶり!
絶え間なく下ネタギャグが飛び交うので人によっては引いてしまうかも?と思ったけど劇場が笑い声に包まれていたので案外みんな下ネタに寛容なのかな。
散々言われているけど「レディバード」や「スーパーバッド」みたいな感じ。だけど主人公の一人が同性愛者という設定は現代ならではだと思ったし、セクシャルマイノリティの苦悩もしっかり描かれていて単なるお下劣コメディに終わっていないのは好感が持てた。
この手の青春モノってどうしてもスクールカーストとかイジメが絡んできて息苦しさを感じることが多いんですが、
この映画の登場人物は一見悪そうに見えても実はいい奴が多く、一人一人個性的でコイツらの日常生活をもっと覗いて見たいとも思った。特にビリーラード演じるジジのキャラクターがぶっ飛んでて最高。
海外ドラマ「フレンズ」のフィービーことリサクドローがチョイ役で出てきたのも嬉しかった!