このレビューはネタバレを含みます
すべての登場人物が愛おしい。
冒頭のシーン、車で迎えにきたエイミーに対し踊りながら現れるモリー。
彼女らが繰り広げる内輪ノリみたいなものは最高で、いかにお互いが大きな存在なのかを感じさせてくれます。
彼女らの学生生活のすべてはそこにあるんだと思わせます。
モリーはトイレの個室の中で他のクラスメイトがモリーの悪口を言っているところを偶然に聞いてしまいます。
そのシーンでも彼女はトイレの中で泣くでもなく、凛とした態度で個室から出て行き、皮肉で他の生徒を一掃します。
そのシーンはとても爽快で彼女の強さを表しています。
その後クラスメイトから衝撃の事実で返されてしまいますが、、、。
他の登場人物もそれぞれ個性が強く、終始笑えるシーンが続きます。テンポのいいシーン運びで後半。彼女らは他の登場人物の秘めた想いを知り、お互いを理解したとき魅力的な仲間に囲まれていたことを知れます。
本当に個性の強い彼ら、空回りしていますがお互いの想いを持ち生活しています。
僕たちも一度立ち止まり理解しようとしてみれば、意外な人物と仲良くなれるかも知れません。
今後もオリヴィアワイルド監督の作品を楽しみにしています。🕷