Yuta

罪の声のYutaのネタバレレビュー・内容・結末

罪の声(2020年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

社会派ミステリー、良かった。

ちょっとテレビの2時間ドラマ風になっていなくもなかったが、緊張感と重厚感が最後まで続き、問われている内容も重かった。

1960年代の学生闘争を生きた世代が起こす、1980年代の劇場型犯罪。そして令和の今が織りなすハーモニーは重厚感抜群だった。

犯人の男たちが言う、「社会に一発食わせてやりたい」という言葉。世の中にファイティングポーズをとり続けたいと思っている今の俺に刺さる言葉だった。しかし、犯人の息子世代が言う、「たとえ、社会から取り残されても、あなたのようにはならない」と。

そう、そんな方法で世間と勝負したくない、正攻法で勝負しないと俺らしくない。でも、そろそろファイティングポーズの規模は縮小しようかな。得られるファイトマネーは少額でもいい気がしてきた。笑
Yuta

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