しろくま

罪の声のしろくまのネタバレレビュー・内容・結末

罪の声(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自分の意思とは関係なく罪に加担させられてしまった子供たち。声を録音され、脅迫の現金受け渡しの指示に使われてしまう。
誰が録音したのか、そして自分の家族は犯行にどう関わっていたのか…

大人たちは当時の社会への不満とか、復讐とか、あれは正義だったなんて言うけれど、“奮い立った”なんていう言葉で正当化してほしくないし、するべきではない。

昔の事件を掘り起こして当事者はどうなる?エンタメとして消費することにならないのか?
その答えになる親子の再会は泣けました。


野木さん脚本で期待値高めでしたが、どうしてもアンナチュラルの感動は超えられず…
でもUDIラボの人や犯人役の人、機捜の隊員など、アンナチュラルとMIU404のキャストが多くて嬉しかった。

エンドロールの曲も良くて、映画観た後も何度も聴いてる。
しろくま

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