タジ

罪の声のタジのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.4
鬼滅の刃以来久しぶりの劇場へ、と思ったら予約した映画館のチケットが別の場所で、気づいたのは上映5分前の入場口、コーヒーまで買ってしまったあとでした😨慌てて予約した映画館に車を走らせ、10分遅れで『罪の声』を劇場鑑賞‼️

人生に問いかける、辛く苦しい重い人生を歩んできた人たちの気持ちは計り知れません、正義とは何か?あの有名な事件の深淵にある真実があまりにも辛く切ない、、、声がもたらすその人の人生を壊すほどの重い事実、悲しすぎますね😭

グリコ・森永事件という日本の劇場型犯罪の先駆けになった事件の真実を追う新聞記者と身代金受け渡し要求に使われた声の持ち主のストーリーです。

この映画は、犯罪が及ぼす多くの人の犠牲、自分がかかげる正義が本当に正しいことなのか?罪の意識に一生悩み続けた、犯罪に巻き込まれた人達の人生や影響を考えなければならないと考えされせられました。
疾走感のある真実が紐解かれるように、徐々に明らかになっていく展開が画面に釘づけになります⁉️
小栗旬さん、星野源さんの2人の熱い演技だけでなくまわりを固めているベテラン俳優の皆さんが印象深く秀逸です🌟特に母親とのぞみちゃん役の子が残りました。

好きなシーンは、小栗旬さんと古舘寛治さんの新聞記者(マスコミ)としての事件の真実を追う意義について語りあうシーンですね。「エンタメの消費ではない意義のある記事を書く」、響きましたね😎👍
もう一つは、クリームソーダの兄妹の別れのシーンですね🍹ギンガという看板が印象的でした🚀

エンドロールに流れるuruさんの「振り子」という曲がまたいっそう余韻を引き立てました♫
タジ

タジ