罪の声という題名のとおり、知らぬ間に自分の声が犯罪に使われていた人に焦点が当てられたストーリー。ただ、それだけではなく声を使われるきっかけを作った所謂事件に関わる人たちの罪に対する声を聞く物語でもあった。
時効後の事件を追う意味について問うていたけれど、時効は人が勝手に決めた期限であって、事件の終わりではないと思う。だからこそ、事件の真相を明らかにすることで心が救われる人、罪を見つめ直す人、事件を思い返す人がいるのではないだろうか。
ストーリーのテンポがよくて見入ってしまった...!ただ、メインの2人の演技力と最初のイギリスのシーンの必要性が惜しいな〜