ゆいはん

罪の声のゆいはんのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.5
大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬さん)は既に時効を経た35年前の未解決事件の企画記事に参加することに。その未解決事件はギンガ萬堂事件だった。その事件は数々の食品会社を脅迫、誘拐、身代金要求、毒物混入など、、警察やマスコミまでも挑発した劇場型犯罪だった。一方、京都でテーラーとして働いている曽根俊也(星野源さん)は、父親の遺品の中からテープとメモ帳を見つける。テープには自身の幼いときの声で謎の文面を読んでいた。そして、メモ帳にはギンガと萬堂の文字が書いてあった。俊也はギンガ萬堂事件を調べると、そのテープの声はギンガ萬堂事件の脅迫に使われていたことを知る。

原作は未読。グリコ・森永事件を題材とした作品。2時間半近いがあっという間に感じた作品。1つ1つ丁寧に描かれているし、無駄な描写もなく、観ていてすごくおもしろかった。サスペンスにたまにありがちなモヤモヤ感が残ることもなく、最後のシーンもいい。
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