実際にあった、
「森永グリコ事件」を題材にし、
塩田武士さんが構想15年かけて
書き上げたモノが映画に!
しかも、経験を積むために
一度記者として働いた後から小説家に
転職された方。
熱量を感じて下さい!
森永グリコ事件は未解決時効で終わった事件ですが、この映画は本当にリアル!
テープの声を
録音された子の生活まで着目していて、
大人の都合で未来を閉ざされた子供、
事件に関わってしまった罪を背負わされた子供の事を考えさせられました。
実際も本当にこうなんじゃないかとか。
それぐらい全てがリアルでした。
記者の葛藤なども見られて、
確かにと思うばかり。
当時の事件はリアルタイムではないけれど、映画で観るテープの声や、
キツネ目の男の似顔絵はゾッとしました。