マドンソクならまずこれだよ!みたいな感じでフィル友さんにおススメいただいた気がするのだけれど、とにかく物覚えが悪いのでどなただったか…自分のコメントを振り返れる機能が欲しい💧
なるほど、取り立てて目新しい要素もなく意外性も少ないのに、飽きることなく最後まで見せてくれるのはマブリーさまさま。相棒の刑事やサイコパス系の犯人の物足りなさを補って余りある存在感だった。
まあ言いたいことは山ほどでてくる。刑事さんは韓国警察お約束であるヤクザとトップの癒着に翻弄される……こともなくw、それはそれとしてうまく流してしまうからジリジリさせてはくれない。せっかく出てきた公安も腹立たしくなるような捜査の邪魔は…全然しないw
犯人のほうは犯行に一貫性というか意味づけに乏しく、むしろ殺される人々はご都合主義すぎて萎える。最後の殺人に至っては取ってつけた感が甚だしい。
マドンソク演じる親分も、血も涙もある性格を見せてしまうから見ているこっちはどうしていいものか少々悩む。
散々サンドバッグでタコ殴りしたり歯を抜いたりしておきながら、「あんた家族を殺されても同じことが言えるのか?」って弁護士に食ってかかっていたけれど、「え?」ってならないのかな。
悪人ではあるけれど根は良い人なんだよ的なしょーもない話なのか、それとも悪人なりの流儀があってのことなのか…マブリーという愛称や愛くるしい風貌のせいで解釈に幅が生まれてしまう。よくも悪くも。
ボクにとって映画というものは、登場人物が好きか嫌いかやその行動が許せるか許せないかではなく、悪人なら悪人らしく、善人なら善人らしく、ブレないでいるかどうかが面白さだと思っているので、そこのところは物足りなかった。
タイトルは主役の3人ともに掛けてあるのかな。かといって誰が一番悪人か?を提議しているわけでもなさそうで。それぞれの正義と悪を楽しみましょう!ってことなのか。
ストレートに「悪人」というにはブレがひどくて、みんなそこまで悪くないけど?って思ってしまった。
アレ?タイトル間違ってる?w
ただ、そういうめんどくさいことは抜きにして、マブリーのパンチ、カーアクション、バディものとしての駆け引きを楽しむぶんにはじゅうぶんに面白い。つまるところ、マドンソク最高!ってなる映画。
教えていただいたフィル友さま、ありがとうございました😊😰😅🥰