悪人伝のファニーヴァレンタインのネタバレレビュー・内容・結末

今度のマブリーは見た目通りのヤクザのボス、でもそのボスが連続殺人鬼に襲われることから始まる警察、ヤクザ、殺人鬼の三つ巴の追走劇。いやぁ設定も良いしマブリーは言わずもがなもう1人の主人公の刑事もいい役でした。只刑事がどうしても武井壮に見えて気になった。
ストーリーは緊張感もあり殺人鬼の残虐性も際立っていて最悪な犯人で良かった。気になったのは序盤で虐待されてた事実だったり何で産んだんだってセリフ吐いたりしてちょびっと過去のトラウマ描写しておきながら結局無差別に殺しまくってて動機が理解不能だった。極め付けには殺す必要ない女子高生を殺してるし。最後にはただの快楽殺人鬼になってたからそれなら最初からただのサイコパスにして良かったと思う。過去があるような印象のせいでキャラがブレてるように感じれて残念。
オチは良い感じに収まって、満足でした。まぁあの犯人なら刑務所で拷問されても死ぬまでこたえないだろうけどね。
やっぱりマブリーの映画は圧倒的なパワーにスッキリするし安心して楽しめます。