TAMU

悪人伝のTAMUのレビュー・感想・評価

悪人伝(2018年製作の映画)
3.6
我らがマブリーの新作。ではあるが、いささかマブリー力持ちエンタメに関しては食傷気味か。

『新感染』のブレイク以降、あっけなく死んでしまったり、心底クズな役を演じることはなく、安心して見ていられるところが寧ろ残念か。

本作はマブリー(マ・ドンソク)が、はみ出し刑事(キム・ムヨル)と、なんだかんだで結束して無差別殺人鬼を追う的な。。。

見に行ってアレだけど、興味無いなー(笑)

せめてタイトルイメージ通り、『悪いやつら』くらい全体をシリアスなトーンにして欲しかった。『ベテラン』みたく軽快…

それはそれとして、見に行った理由は、キャストを確認したら、推しが3人出てたので。

推しの一人目。悪い顔ユ・ジェミョン。本作ではマブリー組に対抗する組織のボス、サンド役。ドラマ『梨泰院クラス』以降、要チェック♪ 本作における表情から食べ方からやる事なす事汚な過ぎる♪

そして脇役推しあるあるだが、事件の鍵も握らずマブリー組にサンドが殺されてから、マブリーを許せなくなる始末w

推しの二人目。クズと言えばのユ・スンモク。
本作では、ヤクザから賄賂を受け取る警察班長。インテリヤクザを予想したのに〜w
しかし、部下を思わない適当な上司感がステキ♡

推しの三人目。ドラマ『未生』の営業二課課長リュ,デホ。映画出演作は少ないが、どれもメジャーな映画に出るものだから、ここ5〜6年の出演作は全部結果的に押さえてる♪(という方多いと思うので出演作をチェックされたし)

本作では、マブリーの商談の相手。出演時間はものの数分。マブリーに「静かに食べろって言ってんだろ」と言われて、引っぱたかれる役💦

『インサイダーズ』でも、出なきゃいいのに、と思わずにはいられない不幸な役だったが、本作も哀しみに溢れている!だが、やられっぷりが愛おしいw
いつかマブリーを一発叩いてからやられたい。

ちなみにストーリーは、舞台を2005年にしてるからか全体的に雑な気が。
あれだけ派手にやってるんだから、流石に指紋とかDNA鑑定とかが証拠になりそうなもんだが。当時の韓国は、とても殺人犯を捕まえられないような気も…
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