laszlo

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリンのlaszloのレビュー・感想・評価

3.5
2018年 アメリカ

アレサフランクリン29歳の時のライブ映画です

1日目
聖歌隊の入場シーンから胸が高鳴ります
そして待ちに待ったアレサの登場
29歳とは思えない圧倒的な存在感です
そしてタイトルとなったアメイジンググレースの熱唱では会場の空気を一変させます
2日目
なんとミツクジャガーとチャーリーワッツが後部壁際に立ってます レコーディングで西海岸に来てたのでしょうか? 流石黒人音楽にルーツを持つブルースに心酔しているローリングストーンズです
2日目はダンス解禁とのことで聖歌隊のノリも良く途中に凄いダンスシーンもあり(プロのダンサー?にしか見えない)その曲ではミックもノリノリでした
父親の登場で見せるはにかむ笑顔はやはり20代の娘の顔です
そして最後に歌う“ネバーグロウオールド“で1日目以上の盛り上がりを見せて幕を閉じます

アレサフランクリンといえばオバマ大統領の就任式で歌ったのが記憶に新しいところですが若い時のライブパフォーマンスでの圧倒的な存在感とその歌唱力は私がどんなに色々書いても表現し尽くせません
技術的な問題で映像化が難しかったために(1972年6月)先に発売した2枚組LPレコードは200万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました
しかし映像で観ることで感動は倍増します
是非ご覧になって自らの目と耳で確かめて欲しいと感じました

1972.1.13~14
ニューテンプルミッショナリーバプティスト教会 ロサンゼルス

アレサフランクリン(1942.3.25~2018.8.16)
ジェイムズクリーブランド:MC Vo. Key.
コーネルデュプリ:ギター
チャックレイニー:ベース
バーナードパーディー:ドラム
パンチョモラレス:パーカッション
ケニーラパー:オルガン
C.L.フランクリン:牧師(アレサの父親)
クララウォード:CLのパートナーアリサの師
サザンカリフォルニアコミュニティ聖歌隊
アレクサンダーハミルトン:聖歌隊の指揮

2021.7.5
2回目の鑑賞 於:bunkamuraシネマ
上映が終わりそうなので興奮が冷めやらぬ今のうちにと思って再鑑賞

19:15だけの上映なのでそこそこ混んでました
1度目の鑑賞時より入り込むことが出来ました と思ったら上映中スマホを見てる人が居ました なんで映画館に来るのでしょう? スマホ中毒になるのもアル中になるのも究極を言えば自らの命を断つのも(ちょっと言い過ぎでしたスミマセンm(_ _)m )構いません ですが 他人を巻き添えにしないで欲しいと思います なんで私が楽しみにしていた映画を上映中の映画館に来るのでしょう オールナイトのポルノ映画館にでも行けば良いのに(また言い過ぎました m(_ _)m って言うかそんなものもう世の中に存在しないですね新宿には結構最近まであったらしいですが)
良く他の方の話でそんな目に会ったと聞きますがそんな人は滅多にいないだろうと思ってました 居るんですね 残念です

勘違いがあったので修正しました
最後の曲は“プレシャスメモリーズ“ではなく“ネバーグロウオールド“でした

その他色々

汗だくて歌うアレサの肌を拭う父親のシーンが微笑ましかった

ミックジャガーがノリノリの時に隣のチャーリーワッツを促しますが立とうとしないチャーリーワッツが可愛かった
ミックはその後チャーリーワッツを無視してちゃっかり最前列に来てました

機会があれば3回目も観たいと思いました

2021.8.25 追記
8.24 チャーリーワッツ逝去
ストーンズのリズムを支えた素晴らしいドラマーでした
衷心よりご冥福をお祈りします 合掌🙏
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