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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリンのsoのレビュー・感想・評価

3.5
特にその意味を感じようとしてこなかった、アメイジング・グレイスという言葉。
この言葉の果てしなく深く重い意味が迫ってくる。

1曲終えるごとに会場のボルテージは上がっていき、ついには聖歌隊の男が感極まり、顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら叫び出す。それに応えるように観客の内の数人も強い衝動と共に立ち上がる。
アメイジング・グレイス。驚くべき恩寵。
罪深き私達を救ってくれる主の恩寵を全身全霊で感じ、体で表現する彼らが作り出す会場のムードは異様で、神秘的で、無垢で、簡単には言い表せない。
ただ確かなことは、神と共に生きる彼らにとって、言葉や歌は、本当の意味で生きる糧なのだということ。そしてそれはとても豊かなことだとも思う。
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