このレビューはネタバレを含みます
前から気になってた作品。W座にて鑑賞。
社会派作品の割にコメディタッチで面白かったです。主演の方が監督・脚本もされているんですね。
寒波の中ホームレスにシェルターとして図書館を開放するっていう平和的デモが、市長選に出る検察官の政治利用や、とにかく面白いトピックを求めるマスコミによってねじ曲げられていくことにモヤモヤさせられます。
いやー主人公もだけど館長とか、やっぱり図書館の職員さんはみんなかっこよかったですね。
シーザー生きててよかった、、、
終わった後、W座のおじさんが「奇跡起きてないじゃん」みたいな衝撃のコメントをしていて、そういう考えを持つ人もいるんだな、と人の考え方の多種多様性を実感しました。
図書館を実際にシェルターにできたわけではないけど、最終的に武力行使で中の人間を逮捕したわけでもなく、寄付がいっぱい集まってきたのは、一種の奇跡でもあるのでは?