ぼぶ

パブリック 図書館の奇跡のぼぶのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
4.5
公共図書館(というか公共施設?)のあり方や規模が日本とあまりにも違ってまずびっくり。様々な知が身近にあり触れることができるのが当たり前とされているのかなぁと感じた。
私が職員なら、あるいはホームレスの一人だったら、あの場でどんな行動をとっただろうか。どうすることが正しいのか。答えは出ないけれど考えたくなった。
ああいう場面でのマスコミが本当に怖い。文脈を、それらしいストーリーを求める意味って何なんだろう。
あの一夜で変わることってきっとほんの少しなんだろうけど、その“ほんの少し”が大切なんだろうと思う。最後にあったレファレンスを利用しに来たのであろう人たちの声。あんなふうに知ろうとし続けることが大事なんだろう。私もその一人になりたいし、ならなきゃいけない。
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