miharu

パブリック 図書館の奇跡のmiharuのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
3.0
所々笑えて面白かったし、個人の自由や権利、公共の場を提供することについて考えさせられた。ただ、一連の事件に関してはホームレス達の切迫感が薄く、動機もぼやっとしてた気がする。コメディだったとしたら、結局の主張は何だったんだろうって感じ。世間に対して何らかのインパクトにはなったと思うけど、邦題の「奇跡」とはちょっと違うような

図書館とは、沢山の物語や言葉と出会う機会を提供する場として、存在意義があると思う。
トイレで髭を剃り、机で眠り、PCで出会い系サイトを見る...本や図書館を好きな人間としては少し悲しかった。(笑うとこだった?)ホームレス達にとっては、屋根があり暖がとれるハコにすぎなかったように見えた。
地域に開かれた公共の空間ではあるけど、必ずしも図書館が舞台でなくても良かったのでは?とか後から色々モヤモヤしてしまった。あれ?観終わった直後は面白かったと思ったんだけどな...?(笑)
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