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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇の親友のレビュー・感想・評価

4.0
"子供は何でも善か悪か決めつける"

ときには大人が子供で子供が大人。

「大人は何でも善か悪か決めつける」

"真実は人それぞれが決めるのよ"

ときには純粋な子供が一番のお手本。

"世界は変えられる"

メラニー・ロランの首尾一貫したメッセージ。

「信じれば世界は変えられる」

『TOMORROW パーマネントライフを探して』から繋がるライオンのお話。

ブレないメラニー・ロラン節。
制作に名前が載ってないのは彼女の意思?それとも意志?
自尊心に以心伝心。誇り高き志。
きっと猫被ってる。鼠(ねずみ)捕る猫は爪隠す。なんてね。

優しくて、切ない。まるで世界の縮図。
つらくて悔しくて涙出る。

結論は『TOMORROW パーマネントライフを探して』と同じ。
世界は変えられないけど、自分の世界を変えることはできる。猫を追うより皿を引け。
子供は希望。大人は子供。教育が必要なのは大人たち。犬は人につき猫は家につく。

プチどんでん返しに声が出る。借りてきた猫は猫騙し。にゃんだと。

そんじょそこらのミステリー映画よりよっぽどに声が出る。にゃんだって。

釈迦も達磨も猫も杓子も大人も子供も猫に傘。にゃにー!?

不幸は人を弱くする。不幸は人を強くする。
すべては導き手にかかってる。自分で導くことだってできる。
メンターはリアルな存在じゃなくてもいい。
ミックは男の中の男。ミアは男の中の男。(女)

トロフィー・ハンティングをなくすには、彼らにそっと寄り添うしかない。
ミアがチャーリー(ライオン♂)に歩み寄ったように。

世界を変えられるのはライオンじゃなくてミーアキャット(ミックたち)。
痛みを知ってる野良猫たち。

人が猫に惹かれるのは、失ってしまった純そのものだから。
人に尻尾。人に小判。人は3年の恩を3日で忘れる。

猫は長者の生まれ変わり。にゃんてね。


『ミアとホワイトライオン』監督インタビュー
https://youtu.be/1X89OoCFJzI

『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』 メラニー・ロラン インタビュー映像
https://youtu.be/rB3KByvla34

ミアとホワイトライオン 特別映像第2弾!
https://youtu.be/JG2jd0Gt3xk
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