不満があるとすれば、蜂の巣の子どもたちをもっと見ていたいということだけ。熱海の「蜂の巣」という共同体で暮らす子どもたちは背のびせず、互いの持ち場で、自らの役割を果たしながら生きている。
彼・彼女らの…
前作よりロードムービー感は消えたもののより映画的に、風速をアニメーションで表現したりより先駆的に演出が鋭くなったように感じた。傑作なことは言うまでもないが普通に吹き出して笑ってしまう素の子供の演出術…
>>続きを読む面白かった!!
前作がフィクションであることに自覚的な出演者たちのその後の蜂の巣での暮らしを描くドキュメンタリー風味のフィクション
これだけでも「おもろ」と思う仕掛けではあるが、メタ的な要素は置…
冒頭の陽だまりの中を歩く女性を後ろに下がりながら映すところからたまらないし、そのあとの炊事場を映すカットへのつなぎも好き。前作を見てないが、虚構と現実との折り重ねでできているだろう物語の中で、家の柱…
>>続きを読む蜂の巣の子供たちの続編かと思いきや、最初の方でその蜂の巣の子供たちが映画として撮られた後の孤児たちという設定が提示されて、そのキアロスタミ的な試みに驚き戸惑った。(というかやはりキアロスタミは清水宏…
>>続きを読む伊豆にある、蜂の巣の子供たちが暮らす施設の日常を描く。チラシによると清水宏は本当に子供たちと共同生活生活していたらしい。あの映画の後について語られる部分もあり、一部は本当の話なのかも。
孤児たちは…
正直前作より遥かに面白い。冒頭、座談会シーンでの前作を反故にするような衝撃(爆笑)に始まり、「蜂の巣」で共同生活を始めた子供たちの日常を描く。
子供たちの言動自体がとにかく自然体でユーモラスで最高。…