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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のkumikaのレビュー・感想・評価

4.5
ウェスアンダーソン作品にティモシーが出演する世界線に感謝って思いながら見た(言うほど好きな俳優というわけではないけど)

始まって数秒で顔を見せずに編集部を紹介していくあたりから、世界観に魅了されにやけが止まらない!

シュールでビジュアルが素晴らしいウェスアンダーソンの世界観だだ漏れ
人殺すシーンや戦闘シーンでこんなに笑えるのってほんと可笑しいよね

章ごとに画面のサイズやカラーかモノクロかを変えるんじゃなくて章の中でもごちゃ混ぜなのが常識的ではなくて、でもそれが何故かしっくり来ちゃって
映画館でまさか写真2つしかもサイズ感全然違うの見せられた時には違和感あったし
同じストーリーなのにいきなりアニメーションに切り替わったり
なんかやりたいこと詰め込んでる感じがもはや気持ちいい

けれどもやはり2章目のフランス語混じりに少しずつ眠くなり…3章寝た笑

やっぱりフランス語はほんとに眠くなる…
またサブスクに出たらゆっくり見直そうかな

個人的に好きなのは独身ジャーナリストの部屋に見切れそうで見切れない位置にある右端のトーストの山
あと、囚人の画家が歳を取って人が変わるシーン。あれホドロフスキーのリアリティのダンスを想像させてなんか好き
もっと可愛いところいっぱいあるんだけどね!
アニメーションも織り交ぜて見てて楽しかった

フランス語さえ克服すれば…ねっ!
あと字幕の邪魔さね…
やっぱ字幕なしで映画みれるようになりたいな〜
フランス語の時の英語の字幕さえも可愛いくて拘り感じるのに
なんのデザイン性もない日本語の字幕が入り込むのもったいない!
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