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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のsaeのレビュー・感想・評価

4.5
"私たちは探している、置き去りにした何かを"
3つ目の話が特に好きだった。
全体を通して少しの切なさと温かさを持っていて、見終わったあとは心地よいゆるやかな余韻に心が包まれる。
贅沢で豪華な俳優陣、飽きることのない展開とウェスらしい会話劇、相変わらず画面の隅から隅まで無駄のない繊細な美術を見るのに目が忙しく、それが何より楽しく、きっと何回見ても新しい発見があるだろう。やっぱりウェスの作る映画好きだなって改めて感じました
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