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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のsheepmanのレビュー・感想・評価

4.0
ウェス・アンダーソン、『グランド・ブダペスト・ホテル』が自分にとってはちょっとファンシーすぎるかなと感じてしまい、あんまりハマれず苦手意識があったのですが今作はかなり良かった。情報量が多く、しかしテンポ良く進んで行くストーリーと、目まぐるしく動く箱庭的なカットはやはり観ていて気持ちがいい。キュートでコミカルな中に時折チラリと見えるシニカルさが痛快。
まるで小説の短編集を読んでいるような気持ちになる。俺はベニチオ・デル・トロとレア・セドゥが出ていたエピソードが1番好きかな。シアーシャ・ローナンはあんなチョイ役でいいのか?
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