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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のseahawkのレビュー・感想・評価

4.5
ウェス・アンダーソンワールド全開。
決して期待を裏切られなかったけれど、期待を上回るかというと、ちょっぴり食傷気味な感じも否めない。
というのも、ダージリン急行くらいの登場人物が良かった様な気がしてきてしまった…前作はおぉ!なんて贅沢な群像劇ってなったのだけれど、良いキャラクターや俳優たちがカメオ出演レベルで勿体ないというか…

とはいえ、アンダーソンワールドが最高なのは事実。公開終了間際に間に合って良かったです。

気に入ったところ
・兵舎、刑務所という舞台装置
・ジェフリー・ライトの美声
・デルトロとレア・セドゥのむせ返るほどの色気
・今回もところどころ映り込むワンコ
・ティモシー・シャラメの美しさにフランシス・マクドーマンドのカップリング
・と、初めて見るリナ・クードリのとてつもない可愛さ
・遠目でパッと見で分かっちゃうノートンの存在感
・独房の窓に浮かぶデフォーの顔と、ヴァルツのにやけ顔
・天才シェフの復活されたエピソード
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