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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のNのレビュー・感想・評価

4.5
久々にウェスアンダーソン作品を鑑賞すると観た瞬間これこれ…と独特の感覚を思い出す。
ナレーションの多用、こだわりの詰まったストップシーン、コミカルかつブラックな登場人物達。しっかりとモデルがいるのにも愛を感じる。
こだわりきったカラフルな画面に至極静かなカメラワーク。

雑誌を映像化するという発想にドギマギした。リスペクトをしっかり感じるのもすごい。全部の物語が愛おしかったけれど、やっぱり最後のシェフの話が好きだったな。美味しそうで、ちょっぴり悲しくて、間に入るアニメーションに笑いが溢れた!
そうして終始淡々と楽しいのに、やっぱり最後に少し泣きそうになる。
音楽よかったなぁ
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