ゆう

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のゆうのレビュー・感想・評価

3.8
観始めて寝落ちして、次回にしよう…を3回繰り返して、4回目でやっと観れた。面白くないから、とかではなく、あのけだる~い世界観は、深夜向きではない。昼間に観ました。

もともとの情報量の少ない私には、難解。でも、そんなことはさておき、どこを切り取ってもお洒落な映像は楽しめる。

いちばん好きなのは、シモーヌの巻。私にもあの絵は、ちっともシモーヌには見えなかった。でも、きっと絵を前にしたら、なんて斬新な色づかい、シモーヌへの愛を感じるとかなんとか多分言う😆

セリフの多さ、豪華すぎる出演者陣が次々登場で、なかなかの思考パニック映画だった。
それでも、色々詰まった本をめくりながら楽しんだような、美術館へでも行ったような、贅沢感を味わえた。

見直せば見直すほど、新しい発見とよさが伝わる作品だろうな。
ゆう

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