このレビューはネタバレを含みます
ちょっと温めてたのをついに観た。
短編が集まってできたような作品で新鮮だった。
毎度のこと(まだ監督の作品は2つ目だけど)、カメラアングルや構図は大体こんな感じというのがあって、アートのようなお洒落さがそこかしこにあった。
どこのシーンだったかすぐ思い出せないけどモノクロから色がすっと足されていくところはとても引き込まれた。自分もそこに居るみたいに。
ウェス・アンダーソン監督作品は全体を通してとても美しくてわくわくすることができるけど、今回はちょっとテンポが早かったかもしれない。濃厚で甘いスイーツ食べてるみたいに、ちょっと胸焼けした感じ。
最近好きになったからと次から次へ他の作品を観ていくのではなく、ゆっくり焦らして2,3ヶ月後とかに観るくらいが自分には丁度いいかもと思った。
実際に甘くない紅茶を飲みながらだとどんなだろうと気になる。次はそうしてみる。