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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のfumingのレビュー・感想・評価

3.2
ウェスアンダーソン作品。
本作は雑誌がテーマで、いくつかの短編の章に分けられて進行していく。撮り方、構成、ナレーションで進行していく演出技法などかなり舞台作品っぽい。演劇系の人に監督のファンが多いのも納得である。
個人的には面白い章とそうでない章にややムラがあり、前半のほうが面白く感じたので少し尻すぼみに思えた。また、かなりアート味が強くそれなりに人を選ぶと思う。しかし画作りにはめちゃくちゃこだわりが見え、豪華な俳優も含めて視聴が楽しい一作であった。
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