経年変化

霧の経年変化のレビュー・感想・評価

(1967年製作の映画)
4.0
日本の地方都市にもまんま当てはまる鬱屈した閉塞感が霧という現象と相まってただただ気が滅入る。演者に沈黙と寂寥を受け入れさせる事で、観る者に憐憫と滑稽を同時に催させていく人間描写はなかなか。
少なくとも雨と気圧の変化にやられてへこたれまくっているこんな時期に観る映画じゃなかった笑。早く太陽が見たいです…