ももさく

思い、思われ、ふり、ふられのももさくのレビュー・感想・評価

2.9
桜が満開の頃、朱里と由奈は共に登校していた。教室で由奈は朱里に話す…。2人は恋に対する考えも全く違う。

そんな2人の出会いは朱里が由奈にお金を借りた事から始まる。


市原由奈(福本莉子)初恋の相手は絵本の中の王子様。消極的で大人しい。

山本朱里(浜辺美波)由奈と同じマンションに越してきた。明るく現実的。英語が得意。

山本 理央(北村匠海)朱里とは親同士の再婚により義理の姉弟になった。

乾 和臣(赤楚衛二)由奈と同じマンションに住む幼なじみ。由奈が唯一話せる男子。

他出演者→ 上村海成、三船海斗、古川雄輝、戸田菜穂、貴山侑哉、野間口徹、若林時英、羽瀬川なぎ、一本気伸吾、泉川実穂、葉月ひとみ、白石優愛。


  「恋!落ちに行く準備をしないと!」

予告かなんか見た時にみんなが片思いで切ない感じ?見たいなと思っていた作品。当時は、まだ福本莉子も赤楚衛二も私は知らない役者で「君の膵臓を食べたい」コンビが出てるなーくらいに思ってましたが2人とも今は色々出てるし、この作品もこの2人の演技の方が私は好きでしたねぇ。

「ごめんね、ありがとう、助かるよとか、それだけでいいのにな」

前半見てて、ここから先どうすすんでくんだ?って思ったけど、心情の変化って案外こんな感じなのかもなぁって。まどろっこしい感じ!。

マッドマックス、アバウトタイム、メイク道具、浴衣と夏祭り、文化祭、カメラごしも印象的。

    「好きのやめ方がわかんない」

  「女の子と交換した事なかったから」

その時見た事、聞いた事、焼きつくもんだよなぁ、すれ違い…その時の思いの大切さ。

性格で、こうも違いがでるかねって思える。自分が好きだからだけが先走り相手の気持ちは見えてない、相手はきっと自分が好き、だから上からになる…振ったのに気になる、振られたのにまだ気になるなどなど。

   「俺たちの色々は無視すんの?」

ベタベタな恋愛ものって感じより家族や自分の将来の夢やらも絡んでより楽しめた。意外と長く感じた。

ちょーっと、ほんのちょっとだけ耳をすませば感。

Official髭男dism「115万キロのフィルム」歌は聞いた事あったけどこの映画の主題歌だったんか。約80年分の映画を放映するために必要なフィルムの長さらしい。

私は、そこそこ歳いってるし自分よりおじさんの役者が好きで、あんまり若い男の子の役者にドキドキする事もなくなってしまいましたが、女の子は可愛いと夢中になってしまいます。浜辺美波は昔の松田聖子とかなんつーか昔のアイドルっぽい可愛さがある気がする。あまりにも線が細く子供っぽい感じもするけど「私たちはどうかしている」を見た時に可愛いよりも美しく色気も出せるなぁと感じた。過去、堀北真希も線が細く色気なんてないと思ってたけど「白夜行」見た時、色っぺ〜と思いました。メリハリある体じゃなく華奢で小柄でも女優さんは役によっては化けるなぁと思った2人です。

福本莉子はロートCキューブのCMでなんじゃ、この可愛い子!って思ったのが知ったきっかけでしたね。

勝手に私が劇団EXILEの人かと思ってましたが全然違って赤楚衛二はIKEMEN☆NAGOYA(後にBOYS AND MENに名前変更)にいたんですねぇ。調べてたら平野紫耀もいた過去があるんですね。

監督の三木孝浩、この方が作る作品、知らぬうちに結構見てました「陽だまりの彼女」「ぼくは明日、昨日の君とデートする」「くちびるに歌」「青空エール」「坂道アポロン」「先生!、、、好きになってもいいですか?」「ソラニン」「ホットロード」…。「ぼくは明日、昨日の君とデートする」と「坂道アポロン」は特に好きですねぇ。