たた

絶望の怪物のたたのレビュー・感想・評価

絶望の怪物(2019年製作の映画)
3.0
制作にまつわる背景をほぼ知らずにただ観てみたんですが、これは第二の(あるいは第三第四の?)新海誠監督が誕生したとでも言いたいのでしょうか?
そんな思い上がりや、周囲が祭り上げるようなことが、ないことを祈ります。新海監督あまり好きじゃないけど。

あまりにもクオリティが低くて、人物のデッサンもanimationも背景も拙くて、そこが図らずも不安定な中学生少女の心を写し出せてるように無理やり思えなくもないですけど、

ほんとは素人がこんな批判的なこと言いたくないけど…、この程度の仕上がりで、一人で作りましたスゴイでしょアピールされても痛いだけです。
商業ベースに乗らないなら熱意は素晴らしいって言えるけどお金とっちゃダメな気がする。

今どきの設備と技術なら倍の尺でも手間は一緒じゃないかな(勝手な想像)。ストーリー的にでも心理描写的にでもいいから、もっと掘り下げた展開を見せて欲しかった。

といった感じの酷評なんですが…好きか嫌いかで言ったら好き。こういう切ないシナリオは好き。いつかリメイクしても良いと思う。

映像特典に隠しメニュー的に入ってる主題歌の下手くそなデモテープ好き。
たた

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