暇人

見えない目撃者の暇人のレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
2.5
映画紹介マンガで取り上げられており気になったので。腰を据えて見ないとダメなタイプの作品だと思う。自分は電車移動の中でながら見したので、あまり作品世界に入り込めなかった。
前半1時間は大きな動きも無く、主人公たちが粛々と捜査を進めているだけなので退屈かもしれない。死体が発見されてからはストーリーが加速し、面白くなってくる。邦画実写の割にはそれなりにグロい描写がある。有名どころだとセブンとかだけど、猟奇殺人+宗教ってなんでこんなマッチすんだろね。そもそも宗教の教えの中にはサイコパスチックなとこあるからか?
この作品も犯人をサイコパスっぽく描いてる感じで、盲目の主人公と犯人が対峙するシーンもあるけどそこまで絶望感が無い…。ノーカントリーの殺し屋とか羊たちの沈黙のバッファロー・ビルくらい「遭遇=死」という緊迫感を持たせて欲しかった。手放しで面白い!ってほどでも無いけど、邦画の中では割とマシな部類かと。
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