このレビューはネタバレを含みます
評判がいいようだけれど、私はダメだった。
「羊たちの沈黙」や「セブン」と似ており、でも全然格が違うように思い、生ぬるい気がした。
刑事二人が犯人に対して、どうしてあんなに弱いのかと思ったり、警察がすぐ捜査を打ち切るので、どうしてそんなに捜査が杜撰なのかと。
また、犯人が、警察官には残虐なのに、主要二人には、攻撃が、全然甘かったので腑に落ちなかった。
ただ、主役のなつめの吉岡里帆が、盲目でなくても良かった気がするが、盲目を初めとする演技がなかなか良かった。また、刑事の田口トモロヲも上手かった。
原作の韓国版はもっと残虐らしく、あまりそういうシーンは観たくないが、作品としてはどうなのだろう(2024.1.29)。(「ブラインド」観る2024.2.3)