舞台挨拶付きで鑑賞。
役者は全体的に凄く良い演技をしており、主演の吉岡里帆さんの代表作と言えるレベルの作品となっている。
また、高杉真宙さんの演技も初めてじっくり鑑賞したが難しい役どころを見事にこなしている事に加え、特に声が素晴らしい。
身体能力も高く、印象に強く残る役者さんだった。
さらに脚本やシナリオの造りも面白い。サイコミステリーとしてグイグイ惹き込まれてしまうクオリティーの高さを感じた。
ただ、一方であまりにも残虐な描写が多く、どれも内容きつめ…
横の女性は中盤からずっと泣いていたし、途中退席者も数人。
他の方もレビューで記載しているが、これはR18にするべきでは?
番宣で「攻めている表現」「テレビではなかなか表現しにくい部分」等の抽象的な言い回しをしていたが、そうではなくグロ、サイコの要素を強く描写しているとはっきり公言した上で、鑑賞者をある程度絞るべき作品ではないかな。
特に主演の吉岡里帆さんと高杉真宙さんのファンは高校生以下の学生の方も多数いるはずなので、もう少し配慮してあげてほしいかも。