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見えない目撃者のawのネタバレレビュー・内容・結末

見えない目撃者(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

観たいものは見れた。
満足。

でも、登場人物の行動が作り手に都合が良過ぎると感じる所が多数。このあたりが受け入れられるかどうかで評価は別れるのかもしれません。

その都合の良さがどちらかというと頭悪い感じなので印象が悪くなるんですよね。

サイコパスな凶悪犯罪者に一人で会いに行って殺される、とかね。主要な刑事は2人が2人とも迂闊すぎてウヘェってなります。

相棒だった犯人を説得するためには自分一人で行かなきゃ、とか、相手に一人で来いと言われた、とか、そういうのじゃなく一人で会いに行ってアッサリ殺される様は警察何やってんだ感に溢れます。

あと、サイコパス犯も他の被害者とは違って主人公格はアッサリと刺しません。

凶器を使えない状況になったとか、どうしてもジワジワ殺す必要があるとか何らかの理由があれば良いのですが、特に理由もなく殴打で済ます。手に刃物を持ってるのに。警官はアッサリ刺すのに。刃物持ちながらキックとか繰り返されると見てるこっちも「You!早く殺っちまいなよ!」って思っちゃいます。

途中、目の見えない主人公にビデオ通話で逃げる方向を指示するシーンがありましたが、これも頭悪い感じ。人気のある大通りに逃げる方がいいはずが地下鉄へ誘導。列車に逃げ込めたのはいいとして、車掌や乗客に助けを求めない。そして降車してからも追いかけられ、エレベーターという袋小路へ逃げ込む。追いかける方も追いかける方で走ればいいのに歩いてゆっくり追いかける。いやほんと頭悪い。悪過ぎるっすよ。

でもまあそーゆーとこ含めて僕は楽しめましたので大丈夫です。「スマホを落としただけなのに」
とか楽しめたので大丈夫です。だってこーゆーの観たかったんだから。

高得点にはなりせんが、楽しめたのでヨシ!
そんな感想です。


そうそう。頭悪いところといえばもうひとつ。
エンドロールに「本作では動物を虐待していません」とか「電車の中での電話での通話は控えましょう」みたいな表記がありました。

いやもうこんなとこまで頭悪い感が詰まってて笑えました。アッパレ!
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