このレビューはネタバレを含みます
清水崇監督の大失敗作「犬鳴村」を見てしまった後では、それなりにちゃんとした出来具合。
「犬鳴村」とちがって、メインキャストの飯豊まりえと、今、藤田ニコルの熱愛相手として話題の稲葉友が、そこそこきちんとした芝居できてるのが大きいかな。
ただ、シライサンのメイクが単にお面を被ったような宇宙人の形相ってのは、全く怖くないし、白昼堂々と出没しちゃうってのも、やっぱり幽霊物としては掟破り。
呪いを解く方法が「リング」の丸パクリなんだけど、臭い演技をしていた死んだジャーナリストの奥さん、失踪した後に拡散してなかったん?
「だるまさんがころんだ」をモチーフに、相手を見据えているうちは、霊が近寄ってこないというアイディアは有り。