Kin

ファブリックのKinのネタバレレビュー・内容・結末

ファブリック(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

サスペリア百貨店って感じ。
店員さんの販売口上がとっても素敵で研修受けたい。店員さんがまさしく昔の流行言葉(職業)『ハウスマヌカン』って感じで良いね。何を隠そう(隠さなくても良いよね、誰も興味ないし)私80年代に『ハウスマヌカン』でした🤣。そして同僚の女性達はこの映画の店員さん達と本当にほぼ同じ格好でした。懐かしい…,あそこも魔女の巣窟だったのか…。あっ勿論夜中のストックルームであんなことしてません。当時はバブル全盛期で夜中までディスプレイ替えやレイアウト替えで働かされておりました。

全然話が関係なくなっちゃった…

映像表現が『70年代〜80年代の斬新』って感じでちょっと懐かしいアングラ感を思い出した。夜のマネキン愛撫からの一連は悪趣味過ぎて最高。監督さんがこのシーンを観た我々の反応を笑ってる様な気がする。また店員さんが低いトーンで話す溢れる難しい言語も嫌味で好き。そして洗濯機の修理について説明すると人々が催眠状態もしくは欲情していくところも鑑みると、言葉にセクシャルな感情を催す監督さんなんだね。なんかわかる様なわからない様な、すごくわかかりたい様な。

で、結論としては血とマネキンと言葉を偏愛する変態的な魔女映画。好きな感じ…。
Kin

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