このレビューはネタバレを含みます
クリスティーンは赤い車だった。これはドレス。ドレスが人を食ってどんどん赤くなっていく話。そしてその血をデパートの店員たちも貰ってる。殺された人たちはその後マネキンになって飾られて、店に尽くしていく。
うそ。こんなにちゃんと、理路整然としていません。
グロテスクを美しくしようとすると笑えるようになる、って感じ?
時々はっとするような場面はあるんだけど、全体には奇をてらおうとし過ぎてて滑ってるような。
同じテーマで描くなら、日本や韓国はおどろおどろしく暗く、アメリカなら悲鳴と最後には誰かヒロインは生き残る。イギリスだから、こんなダークカーニバルみたいになって、観客は取り残されるのかな?