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マー ―サイコパスの狂気の地下室―のtsubasaのレビュー・感想・評価

3.2
最近、ありふれた目新しさのないホラー・スリラー映画。
ただ、主演はハリウッドの「親切な隣人」の代名詞ともいえる、オクタヴィア・スペンサー。
『gifted/ギフテッド』や『シェイプ・オブ・ウォーター』など近年の出演作でも主人公を支える良き隣人でしたね。そんなパブリックイメージを良くも悪くも持った彼女が今作では、180°回転したイメージで登場します。ギャップがもたらす恐怖と狂気の演技は見ごたえ十分です。

ただ、邦題がちょっと的を得ていない気がしました...。
最後まで救いの描写がないのが残念だし、
「虐めの被害者=哀れな救われない被害者」と表現しているような気がしました。
それもこれも、終盤の駆け足過ぎる展開だからでしょうか?
近代ならではのSNSを用いた狂気の描写等、途中までは良かったんですけどね。

この作品の概要や、後一歩欲しかった部分などをまとめて考察してみました!
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