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マー ―サイコパスの狂気の地下室―のaaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

獣医をしながら孤独に暮らすスー・アン。ある日地元の高校生から、未成年の自分達の代わりに酒を買うことを頼まれ、それをきっかけに自宅の地下室をパーティ会場として彼らに提供するようになる。彼女は自分のことを「マー」と呼ばせ、高校生たちをもてなすが、やがてマーの態度が変わり始める。どうやら彼等の親はスーアンの同級生で、過去に自分を苛めていた人達だった。サイコパスというよりは青春を謳歌出来なかった、どころか盛大に踏みにじられて拗らせてしまった女の復讐劇だった。勿論まあ怖いんだけど、思春期の頃の記憶って大人になっても核となって残るしやっぱり人間が一番怖いよなという。最終的には苛められていた当人達もしっかり殺すが、そもそも親世代で起きたことで、子供達は関係ないので完全なとばっちり。なんだけどそのあたりの直ぐに直接いかないところにもなんというか苛められてきた人間のねちっこさがよく出ていた。
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