このレビューはネタバレを含みます
余命宣告を受けたボクサーが生きる希望を無くしヤクザと中国マフィア、汚職警官との抗争に巻き込まれるストーリー。
染谷将太演じるヤクザ、大森南朋演じる汚職警官、ベッキー演じる半グレ登場人物全員のキャラクターが良い意味で濃かった。
途中のアメコミ風演出には戸惑ったが、ラストのそれぞれのボス戦のような演出や序盤からの派手なアクション?殺戮?を観ているとある意味味なのかと思えてきた。
窪田正孝演じる主人公の余命宣告は物語後半で病院側の手違いだったと留守電から分かる訳だが、それまでの生きる希望が無いからこそのヤケクソ感、そして生きる希望があってのガムシャラ感の両方が描かれていて面白かった。