ポケモンバイオレットにハマってる流れで。
25年前リアルタイムで観て以来の再鑑賞。
冒頭のシーンが感動的なのに全然覚えてないなぁ、とか思ってたら完全版で追加されたシーンらしい。
もうここがピークというかこの作品のテーマ。『ブレードランナー』的な。
こういう90年代の日本のアニメの不気味なSF感めちゃくちゃ良い。
この映画は全体的に妙に暗くてそこが魅力的。
テーマは重たいものの話自体はかなりシンプル。
思い出補正もあるし子ども向けアニメでこんな哲学的テーマを扱っているのは凄いと思うが、1本の映画として素晴らしいかと言うと微妙。
タケシやカスミといったレギュラーメンバーがほぼ空気だし、テンポが悪いのも残念。