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油断大敵のぉゅのレビュー・感想・評価

油断大敵(2003年製作の映画)
3.7
2023年 鑑賞 23-230-47
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
飯塚訓先生の短編集「捕まえるヤツ 逃げるヤツ」を原作に、「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」等の成島出監督による、刑事である関川仁(役所広司さん)と泥棒である猫田定吉(柄本明さん)の間に芽生えた奇妙な絆を描いた作品。

ー 刑事と泥棒の友情は成立するのか? ー
盲腸と関川の娘の入院、子ども用自転車の修理と猫田、学研と科学 懐かしい!、仏壇と妻のお供え物の饅頭を借りる、取り調べ室と2人の奇妙な友情が芽生える!、猫田の病気とピラニアの餌の味「ピラニアは味音痴」、タバコを吸わないと泥棒の引退と「俺は一生一流でいたい」、一流かどうかは靴を見れば分かる、関川親子愛が素敵ホロッと来る!、便所と猫田の逃亡と「油断すんな!」、キャッチボールと一流んの泥棒刑事、引越しとパン屋(角替和枝さんだぁ!絡みないけど夫婦共演だね)と親子丼、「さあ 行こうぜ」と他の管轄区で泥棒が、淡路恵子さんがママの小料理屋に行きたいなぁ... 、あのお酒と融通の利かない刑事、猫田の行動と猫田のある決断とあの缶詰、銀杏と2人の再会「今度は落ちねぇぜ」、娘の悪夢と看護師になった理由と海外で看護をしたいという夢、「私が怖い夢を見て泣いた時 お父さんはいつも手を握って泣き止むまでずっと側にいてくれたよね だから私もそうしてあげたいの」と「私はいつも夢中になって泥棒を追っかけてるお父さんが大好きだった ずっとそういうお父さんを誇りに思ってたんだよ だから私もそんな風に夢中になれて 誇りに思えるものを自分で見つけたいってずっと思ってた」と「私の人生なんだよ」、猫田の回想と関川の現在の悩み、プラトーン?ショーシャンク?、猫田 吼えると翼の有無、胃癌?いや●●●と「お前が税金で... 」、ぬか漬けとあの言葉と今度は反対に...

最初はなんかつまらんなぁ とか思ってたんだけど 徐々にクセになっていった。おそらくあの人の覚醒というか 自分の母はあの人だけだから!父よ 置いて行かないで!って主張し始めた時期から加速していった!さすが成島監督だ!

「早く書けっ! 今から助けてやっから」「でもなんで僕なんかに」「泥棒に素直に礼を言える馬鹿な刑事はそういねぇ なぁ とっと行くぞぉ」

「泥棒には定年がねぇって思ってんだろ? でもそれは違う 一流の泥棒は一流の仕事ができなくなった時が定年なのさ 俺は一生一流でいたい だから健康に気をつけて100歳まで一流でいるぜ」

「油断すんなぁ 泥棒と向き合う時は 真剣に泥棒刑事やれぇ」
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