「10歳の姉が実の弟を殺害」という前代未聞の事件の真実とは……。
韓国で実際に起きた幼児虐待事件を元に実写化した法廷ドラマ。
見終わったあと、この世の中の絶対的な“悪”とはなんなのだろうと、どうにもならない負の感情に襲われました。
実在した事件はさらに陰惨ということで…あぁ、恐ろしすぎて吐き気がする。
社会の闇を炙り出すという点で、この手の内容をエンタメに落とし込む意味は十分にあると理解はしますが、終息させるための都合のよい展開で一気に醒めてしまった。色々と惜しい。
比べるものではないけれど、同じ実話ベースの児童虐待を描いた作品ならば、わざとらしさを避けて完結させた「誰も知らない」にやはり軍配が上がる…