実話ベースのフィクションなだけに辛い…。
児童虐待ってもう全部が遅いよ…と思ってしまう。地域住民も通報とかしなかったのか…(実際の事件では通報してたけどそのたびに両親が反論してさらに虐待がひどくなったらしい…)
しかし映画としての演出なのか? 韓国の当時のシステムなのか? 謎なところが多かった。
・「首を絞められた」と言って児童館に行くが、子どものあざを確認せず親に話を聞くのみ
・良くも悪くも、10歳の子どもの自白をそのまま受けて信じる??? 司法解剖からそれは無理やろってならん?? (日本では小学生が、保護者から性被害を受けたと証言したら「子どもの言うことだから信じられない」みたいになって保護者の元に返されたりしていますが…)
・「殴られてる」と弁護士が連絡を受け直接ケガだらけの娘と母親を目撃し、絶対に証拠とれる状況なのに警察を呼ばずに、その後弁護士の家で保護(一時保護とかないの?? 主人公が働いてた児童福祉館が児相の役割?? でも日本でもそういうシステムがあっても機能していなかったり、隙間で使えなかったりするもんな…)。裁判でも「殴ったことの証拠はない」という発言に裁判長が「認めます」と言ってた。病院の記録みたら分かるのでは…? 殴られたあとはあるけど親が殴った証拠はないってこと?
実際にあった事件では洗濯機に入れられて回されたり浴槽で拷問にあっていたらしく、日本でも父親が冷水のシャワー浴びせたりして小4の子どもが亡くなった野田小4女児虐待事件を思い出した。