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幼い依頼人のaiのレビュー・感想・評価

幼い依頼人(2019年製作の映画)
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2023年、211本目。

実話をベースにした児童虐待の物語。
直接手を下した継母は然るべき罰を受けたが、自分の子供をどうしようが親の勝手だろうと言い放つ父親の責任が軽んじられる事が悔しい。

継母も最初から虐待をしようと思っていたのではないのだろうか。父親のあの態度こそが継母を追い詰め、手を上げさせた。
裁判でも父親にさほど注目がされていなかったが、要所要所で伝わるクズさに反吐が出る。
時に無関心は嫌悪より深い傷を負わせるのに。

この映画のように他人が救済に入ってくれるケースは稀だろうし、大勢の世界中の救われない子供達を思うと胸が痛む。
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